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コンプレックス考?

 コミュニケーション能力について。いや、もっと簡単に対話力と言ってもいい。僕が昔から抱えているコンプレックスのひとつがこれである。たとえば、何人かの友人たちとお酒を飲みながら、侃侃諤諤(かんかんがくがく)論じ合っている時、ふとジョークを思いついて口に出す。僕が言っても全くウケないのに、隣に座った友人が同じジョークを口にしたとたん爆笑が起こる。こんな経験は、一度や二度ではない。そういうとき、自分で思いついたジョークながら、つられて僕まで思わず吹き出してしまったあとで、ふっとその場の雰囲気から置き去りにされて、考え込んでしまうのだ。同じ言葉を発しながら、周囲に与える効果が、どうしてこんなにも違ってしまうのだろう、と。ここに、対話力というか人間力の差が表れれいるような気がしてならなかった。人間としての「魅力」の違いなんだろうか、と思い悩んだことさえある。ぼんやりしているようで(実際そうなんだけど…)、心中では僕だっていろいろ悩みながら生きてきたってことかもしれない。当たり前のことかもしれないけれど。

***

 だから。

 大勢の学生を前に滔々と(?)しゃべることを自分の「職」にしているということが、時々信じられないことがある。いや、マジで。それほど、僕は自分のコミュニケーション能力に自信がない。

 ただ、いつの頃からか、こんなふうに考えることにして自分を納得させている。つまり、教壇というのは、役者の舞台と同じなのだというふうに。だから、教室に入って、「舞台」の上に一歩踏み出した瞬間から、僕の中で何かが変わってしまう。モード変換、とでも言えばいいのだろうか、要するにテンションが上がって、表情まで明るくなってくるのだ。すると、思考回路もパン!と開放されて、連想の連鎖が始まる。単純に言えば、次々と思いつくままで、言葉が出てくるのだ。それにつれて、身ぶり手ぶりにとどまらず、ありとあらゆるボディ・ランゲージを繰り出して、めいっぱい語り続ける…それが舞台の上での僕の姿、なのだと思う。

 当然のことではあるけれど、いったん舞台から降りてしまうと、僕はもとの僕に戻ってしまう。別に、どちらの僕が「本物」であるかなんてことを、ここで問題にしたいわけではない。あえて言えば、僕という人間が、僕の中に何人も住んでいるだけのことなのかもしれないのだから。かといって、僕が多重人格者だと告白したいわけでもないですからね、念のため(笑)。

***

 本日の教訓…

 たぶん、人は誰でも、その人なりのコンプレックスの一つや二つはもって生きているに違いない。僕がそうであるように。でも、それで落ち込む必要はないってことです。僕がそう努めているように。うーん、これって本当に「教訓」って言えるのかなぁ?自信なし…どもども。

 

 

Comment

ブローグを書く時もね、モード変換でたくさん書けますね、へへへv-8

コンプレックスがなければ、人間とは言えないんですね。先生の授業はとても立派です。先生は教師の仕事に向いていると思います。

自分のことを考えてみますと、同じもの同士とは立て板に水を流すようにしゃべりますが、大勢の人を前にしてしゃべるのはとても苦手です。先生と比べて、私のほうはずいぶん負けていますね。

私にしてみれば 先生は先生です 教壇にいる時も 教壇から離れる時も

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先生の気持ちがわかってます。
 
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でも中国語はまだ初歩の初歩。
趣味は「お仕事」と散歩、それに写真撮影。
あ、それからお昼寝も…趣味のうち、かも…。

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