FC2ブログ

「シェー!」…どぞ、よろしく

 間もなく国慶節休暇(秋のゴールデンウィーク)だって話はもう書いたけど、その続き。今年は10月1日から8日までの、八連休となります。それなりの大型連休ですよね、これって。もっとも僕は遠出はしないで、キャンパス内でゆっくりと過ごそうと思っています。

 この連休が終わると、このブログも、「教学研究プロジェクト版」に移行して、丸1年を迎えることになります。最初の3カ月は、授業の一環という色合いも強く、学生や院生にいろいろな形での参加を要求していました。ただ昨年末の事故をきっかけに、学生諸君への無理強いは避けて、あくまでも僕の私的メモワール(より正確にいえば「独り言」と言うべきかも…)に近いものへと変わっていったように思います。それはそれで、まったく無意味な変化ではなかったと思うのだけど、えーっと、やっぱりどこか弁解じみて聞こえるかなぁ?

 ま、それはともかく、とりあえずこんな僕が1年間何とか書き続けることができたのも、ひとえに寛大な「読み手」を演じてくださった皆様のおかげです。この場をお借りして、感謝申し上げます。…とは言っても、これで店じまいというわけではありませんので、「これからもよろしくお願いします」というセリフを付け加えてのことですけど(笑)。

***

 今日は、小林信彦『現代<死語>ノート』(岩波新書、1997年)を読み返してみました。「流行り廃り」(はやりすたり)というのは、どのような分野にもあるもので、「言葉」だって例外ではありません。一時流行した言葉も、その時代が通り過ぎると、あっという間に時代遅れとなり、人々からすっかり忘れ去られることも珍しくありません。ただし、これも人によってかなり差がありそうです。僕の場合、あまり流行には頓着しないので、流行り言葉を知らなかったり、すっかり廃れた言葉を後生大事に使っていたり…ということもままあります。たとえば、先日のブログの表題で「とほほ」という言葉を使ったけれど、これも立派な(?)死語なのだそうです…。まさに、とほほ、と嘆いてしまいました、マジで。それに、今学期、学部生に紹介した「三ちゃん農業」だとか「大きいことはいいことだ」もそうだし、院生の前で思わずジェスチャーつきで演じてしまった「シェー」も、もはや僕の同世代人でなければ、その雰囲気は伝わらない…のかもしれない。これこそ、まさに「シェー!」(←つまり、驚き表現なんです、これ。)

 でも、そういう「死語」に含まれる時代感覚を知ることなしに、日本の社会や文化のオモテ・ウラをしっかり身につけることは、かなり難しいんじゃないかと、やっぱり僕は思ってしまうんですよね。

 …というわけで、時折僕が皆さんにとって「意味不明」の日本語を口走っていたら、どうか遠慮なく、「それ、どーゆー意味ですかぁ?」ってしっかり「突っ込んで」ください。どぞ、よろしく。

Comment

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

一時保存「コーディネーター入門?」

 近頃、気のせいか、事態の調整役というかコーディネート役に回ることが増えてきたように思う。もちろん、それが僕に適任かどうかはわからない。ただ、わからないなりに一生懸命努めさせていただいている、というのが、今のところ、僕の正直な気持ちなんですが…。
 今日は、久しぶりに友人のC老師から来電。用件は、ある著名作家の出版社あて手稿をword形式に「起こし」てもらいたい、というものだった。この作家、人気という点では中国では村上春樹と双璧をなすW氏である。彼の代表作のひとつは近年映画化もされているので、その名を聞けば、日本語学部の学生なら、よくご存じのはずである。この作品も含めて、彼の作品のいくつかをC老師が翻訳・出版することになったらしい。というわけで、僕は、どういう巡りあわせか、W氏の生原稿(の写し)を読ませていただくことができて、今日はちょっと幸せな気分に浸っている。…などという自慢話にもならない話はさておき、とにもかくにも、C老師の名訳が一日も早く陽の目を見ることを祈っているということです。
 ちなみに、このC老師。ご自身のブログでは、村上春樹『1Q84』の部分訳も試みておられます。興味のある方は、最近の本ブログのコメント欄をご覧ください。どこかに彼のブログのアドレスが記載されておりますから。
 話は変わって、人生の進路について。ここのところ、人生の岐路に立って、自己へのチャレンジを試みたり、あるいはこれまでの自分を省みて進路修正をすべきか苦悩する若き友人が幾人かいる。そういう友人に、最善の助言をすることができるほどの優秀さを僕は持たない。ただ、願わくば、あとで悔いることのないようにベストを尽くしてほしい、という思いが僕の心にはある。「見る前に跳ぶ」か「跳ぶ前に見る」かは、それぞれの考え方によるけれど、つまるところ、跳ばねばならないときには、跳ぶしかないのだ、と僕は考えてしまう。他人事だと思って無茶な考えを…と言われればそれまでだけど、僕自身、結局はそうしてここまで生きてきたように思うのだ。それが吉と出たのか凶と出たのか、そのご判断は皆様にお任せするしかないんですけどね…。やれやれ。
 
管理人にのみ表示する
 

Track Back

TB URL

HOME

「日本国憲法」

日本国憲法

カレンダー

09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

新着情報

「お風呂を買ってルンルンしよう」(12/18)中国語訳が追加されました。2008-12-20 NEW

「夢が試される場所」(12/11)中国語訳が追加されました。2008-12-20 NEW

「16Daysのカウントダウン」(12/16)中国語訳が追加されました。2008-12-18 NEW

「お風呂を買ってルンルンしよう」(12/18)語注が追加されました。2008-12-18 NEW

「焼きうどん のち メランコリック」(12/17)中国語訳が追加されました。2008-12-17 NEW

「原点へ、原点から。」(12/15)語注が追加されました。2008-12-16 NEW

「夢が試される場所」(12/11)語注が追加されました。2008-12-11 

「夢の背中」(12/10)中国語訳が追加されました。2008-12-11 

プロフィール

一石亭華中

Author:一石亭華中
ようこそ、本ブログページへ。
一石亭は中国在住8年目を
迎えました。
でも中国語はまだ初歩の初歩。
趣味は「お仕事」と散歩、それに写真撮影。
あ、それからお昼寝も…趣味のうち、かも…。

YouTube今週のウタちか

凹んだとき、元気がでないとき、僕を支えてくれ、力づけてくれるウタを週替わりで紹介します。ちょっと古い歌が多いかも…ですが。今週も「ちょっと切ない歌」を。

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

日本文学100選

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

リンク