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お酒の話

 クリスマスや忘年会の時期が近づいてきたから、というわけでもないけど、今夜はお酒の話を。

 「お酒は強い方ですか?」

 と、訊かれることがある。そんなとき、決まって僕は「いやぁ、お酒はあまり強くはありません。あるだけしか飲めませんから」と冗談っぽく答えることにしている。もちろん、この返事には「あればあるだけ飲みますよ」という豪語を含んでいるんですが、実際のところ、僕はお酒には全然強くない。

 「お酒は好きですか?」

 と訊かれたら、僕は一瞬躊躇する。「う~ん、どうなんでしょうねぇ。別にお酒を目の前におかれた途端、『キャー』と叫んで逃げ出しもしないし、嬉しそうに舌舐めずりもしないなぁ」と極めてあいまいな返事をしてしまう。正直なところ、お酒を飲みたくて仕方ない、といった気持ちに襲われることは、ない(…きっぱり)。つまりアル中になんてなる怖れは、まず、ない。かと言って、目の前に置かれたお酒は、きちんと飲む。飲み始めたら、宴席が「お開き」になるまでは、飲むのを断わりもしない。飲みながら、あれこれとおしゃべりをするのが好きなのである。要するに、お酒が好き、というより、そういう場の雰囲気が好きなんだと思う。ただし、さしつさされつの相手次第ではあるけれど。

 ところで、学生時代は、よく飲んだ。週に2、3回はゼミ仲間と、夕方から大学近くの飲み屋さんで飲み始め、夜が更けてくると、新宿の繁華街へはしごして、さらに終電近くになると、友人のアパートのある高円寺あたりに移動して、朝まで飲む。だから、とても今の学生諸君に勧められるような学生生活ではなかった…(笑)。それでも、杯を交わしながら朝まで議論したことは、あとあと僕の「財産」になっているような気がしてならない。議論とは言っても、所詮は、酔っ払いのたわごとでしかなかったのかもしれないけれど、そして当然話は際限なく脱線していたけれど、夜を徹して腹蔵なく語り合った日々は、僕に多くのものを与えてくれた。もっとも、ひどい二日酔いというおまけつきではあったけれど。

 というわけで、僕が何を言いたいかと言うと、一見無駄なこと、遠まわりなことでも、長い目で見ると、それが何らかの鍛錬ないし修行になっていることだってあるってことなのだ。僕という人間そのものが、数え切れないほどの遠まわりや失敗を繰り返してきたし、その都度、思いもかけない教訓を得てきたこともひとつの事実だったからだ。あ、ひょっとして、僕は居直ってるのかな…。それはともかく、僕の授業が、いつも教科書から離れて、あちこちに脱線することもまた、そこに予期しない出会いがあるからなのだ、と笑って許していただければ幸甚です。…う~む。お酒の話が、いつの間にか授業論にすり替わって、脱線してしまったぞ。ま、いっかー(笑)。

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一石亭華中

Author:一石亭華中
ようこそ、本ブログページへ。
一石亭は中国在住8年目を
迎えました。
でも中国語はまだ初歩の初歩。
趣味は「お仕事」と散歩、それに写真撮影。
あ、それからお昼寝も…趣味のうち、かも…。

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凹んだとき、元気がでないとき、僕を支えてくれ、力づけてくれるウタを週替わりで紹介します。ちょっと古い歌が多いかも…ですが。今週も「ちょっと切ない歌」を。

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