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「ビアードパパ」リニューアル・オープンだぁ

 雨はすっかり上がって、今日は割合に涼しい一日だった。いや、窓を開けてみると、涼しいというよりは、むしろ肌寒いほどだった。というわけで、今日は衣装棚から長袖のワイシャツを引っ張り出してきて、ひと足早い衣替えとなりました。もっとも、日本の政界でも。さぞや自公の先生方あたりは、首筋にヒュ~っと吹き抜ける「薄ら寒さ」を感じておられることでしょう。つまり、昨日の衆議院選挙は、そういった結果に終わったってことです。ただし、それはある程度予想された結果でした。ま、その一方で、「建設的野党」としての日本共産党が旧議席を維持できたのは、微かながらも日本の将来に対する「救い」になっているような気がしないでもないんですけどね…。ま、大勝した民主党には(やれやれ…><)、数に驕ることなく、謙虚に、スジの通ったまともな政治をせめて心がけてもらいたいものです。そこのところ、よろしく、です。

 …なぁーんていう昨日の話の続きはさておき、今日も夕方のお散歩にでかけました。いつものように食材の買い出しで、行先は群光広場。ここは、僕が住んでる武昌地域の代表的なデパートの一つ。おおっ、贅沢な!とおっしゃるなかれ。僕が行くのは、その地下スーパーくらいのものですから(笑)。決してデパ地下と呼べるほど豪華なものじゃありません。店内を歩いていて昨日気づいたことが一つ。一部内装工事をしているのですが、工員が店名を表す大きめの黄色い看板様式のものをせっせと運んでいました。「どこかで見たようなデザインだなー」と思っていましたが、はたと気づいてしまったんです。「あ、あれって、ビアードパパのネームプレート(…ただし漢字版)じゃん!」

 かなり前に改装が始まったとたん、お店が消えてしまってガックリ来ていた僕でしたが、どうやら明日リニューアル・オープンするらしいとわかって、ちょっと気分上々。ビアードパパのシュークリーム、実は僕のお気に入り、です。ここで宣伝した見返りに、今度買いに行ったとき1個おまけしてくれないかなぁ…ははは、ないない、そんなこと(…ですよね?)。しかし、この情報、D老師に教えたら、きっとD老師も「やったー」と喜んでくれるにちがいない。…そうだよね、D老師?

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霧雨の中、熱く語るべきは…。

 霧のように細やかな雨が景色を霞ませている。何となく肌寒い日曜日の午後です。と、いつものことながら、枕がお天気話になってしまって、どもども、です。ま、こうした天気の話題というのが、日本人のあいさつ表現としてとりあえず当たり障りのない無難なものとして多用されるんですね(はは、言い訳、言い訳)。

 さて、みなさんには、ある事柄が気になって、それ以外のことが何も手につかなくなるって経験、あります?もちろん一度や二度は誰にだってありますよね。実は、今日の僕がその状態なんです。とは言っても、別に雨のことが気になって、飯ものどに通らなくなった、というわけではありません。今日、日本では衆議院議員選挙の投票日なんです。「ふーん、それがどうしたの?」と言われちゃうとそれまでですが、えーっと、何て言うか、つまり、僕は選挙大好き人間なんですね。第一、学部の卒業論文のテーマまで選挙制度がらみだったほどですから。あ、こうなるとたんに好き嫌いの趣味の問題じゃなくて、僕の専門分野の問題だったりする…わんわん(犬になってみても意味ないか、ははは)。

 選挙の結果は今日の深夜にはほぼ確定するでしょうが、今回の選挙が戦後日本にとって大きな転換点になるのは間違いないでしょう、ただし、ある意味でってことですが。今回の選挙期間を通じて痛切に思ったのは、選挙結果のいかんによらず、その結果が日本にとって必ずしもよい方向を示してはくれないのではないか、ということです。マスコミは二大政党制への動きを所与のものとみなして、自民か民主か、という目線でしか報道してきませんでした。僕から言わせてもらえれば、今の日本の政治の動き、これは小選挙区制度の導入以来変わらないのですが、大政党が少数意見や弱者の切り捨てを行い続けてきた当然の結果でしかありません。そもそもモノゴトは○か×かだけで単純に決められるものではありません。にもかかわらず、最近の日本では勝ち組、負け組とか、二者択一クイズのように単純化されたゲーム感覚で政治をとらえる傾向が強いようです。そういう意味で、僕は、自民でも民主でもない(この両者は同じDNAを持っていて、結局のところ、どちらもその場その場で政策がブレ続けるしかない存在のような気がしてなりませんから…)、第3の軸が必要不可欠だと僕は思うのです。ある政党がアピールで繰り返したように、庶民の生活の痛みが分かる「建設的な野党」が必要、それが今の日本だと言ってもいいでしょう。ところが、そうした第3の力を無理やり削ごうとしているのが、他ならぬ自民・民主なわけです。国政選挙の比例代表枠を大幅に削って、少数意見を切り捨て、大政党に有利な選挙制度をさらに推し進めようとしているわけですから。

 こんな話を続ければ、きっと際限がなくなるので、とりあえず今日の僕は、夜の選挙速報をまんじりともせずに待ち続けることになるんだろうなぁ。いずれにしても政治ネタに興味のない方には、つまらぬひとり言だなー、とそっぽを向かれるかもしれませんけど、国民が主人公の政治っていうのは、結局はこういうことに真剣に向かい合えるかどうかにかかってるような気がします。さてさて、あなたは、どうお考えになりますか?

伝統的中国モードの僕?

 ここ二、三日、武漢の天気は夏の暑さが削がれてきたような感じ。雨まじりのキャンパスでは、クーラーのスイッチを切っても、むせ返るような暑さが肌にすり寄ってこなくなった。ちょうど今も、窓の外では、通り雨かもしれないけれど大きな雨粒が木々の緑を叩いている。そんな秋の気配に包まれて、僕はこうしてパソコンに向かっている。

 それにしても、こんな昼間っからブログを更新するなんて、ずいぶん久しぶりだな。最近は、…というより今年に入ってからというもの、お昼寝の習慣がすっかり身についてしまっているから、この時間帯の僕は、たいてい夢の中にもぐりこんでしまっている。どうやら、この点、僕は完ぺきに伝統的中国モードにハマってしまってるらしい…(笑)。ま、「急がば回れ」というか、僕なりのスローライフを手探りしているのだ、と好意的にお見逃しくだされば…いや、やっぱりかなり言い訳めいて聞こえるな、これは。う~む。

 ところで、新学期が始まるまでの僕は、いわば「陸の孤島」で、日がな一日ぼんやりと過ごしてる。これではまるっきり「ヒッキー」(=引きこもり)ライフと呼んでもいいのかもしれない。めったに外出はしないし、誰かにわざわざっておしゃべすることもない。要するに人並みの社会生活機能というものを、すっかり切り落として生きている感じ、がしないわけでもない。これまた、う~む、である。そういう意味では、ブログだけが、社会との接点となっている、ってことかも。う~む。

 まあ、あんまり唸ってばかりではつまらない。今日は、僕にしては珍しく、人に誘われて雑技団を見に行くことにした。長江を越えて漢口にまで足を伸ばすなんて、僕にとっては年に一、二回あるかないかの「大冒険」に近い。はは、いくらなんでも、これはちょっと大袈裟か、表現が。何にしても、めったにない外出で、帰宅が遅くなると思うので、早めにブログを更新しておくことにした、ってことです。中身が希薄で恐縮ですが…はい。

 ゴホン(咳払いです)…というわけで、みなさんも8月最後の週末、有意義にお過ごしくださるよう祈ってます。ではでは。

 

夜空は秋色

 暮れなずむキャンパスをひとり歩く。すっかり習慣になってしまった僕の散歩。坂道をゆっくりと下って大通りに出ると、街の喧騒が僕を包み込む。群光広場まで食材の買い出しを兼ねて歩いてるだけのことなんだけど、これが僕の一日におけるほとんど唯一の外出なんだよね。その散歩道で、今日は偶然5人の学生と出合って、ちょっと立ち話。ほんのささやかなコミュニケーションだけど、そんなことを通じて、たとえ少しずつではあれ僕の頭も体も新学期に向かって態勢を整えているって気がするなぁ。う~ん、よぉ~しって感じ。

 指の怪我のせいもあるけど、今日はあれこれ自炊する気にはなれず、レトルトパックのカレー、ブルーベリージャム(これをヨーグルトに大匙1杯分入れてかき混ぜて食べる)、トマト(これは風呂上りに齧る)、ミネラルウォーター、あ、それから榨菜(お粥にのせて食べるとおいしい)を買ってきて、簡単な晩御飯。つまりカレーライスですませる。たまには、こんな手抜きの食事でもいいよね。世間一般では、一人の食事なんて案外こんなものかもしれないし…(笑)。ところで、帰り道で空を見上げると、すっかり日の落ちた濃紺の空に、少し黄色がかった半月が浮かんでいた。風はまだ夏の熱気をはらんでいるけど、今日の夜空は、もうどことなく秋色を帯びて見えた。

二重の基準論?

 僕の専門である憲法学の世界には「二重の基準」(double-standard)という言葉がある。これは、人権の制約をめぐるキーワードなのだけれど、世の中にはそういう異なった基準というものが案外遍在的に併存しているような気がする。実際、僕は二重の時間枠の中で暮らしている。つまり陽暦と陰暦である。中国では、まだまだ後者(「農歴」とも呼ばれているけど)が有効なのだ。ところで、どうしてこんな堅苦しい話から入ったかというと、昨日は陰暦で7月7日、七夕の日だったからである。中国では「情人節」とも呼ばれている。つまり恋人・カップルの日なのである。おかげで今年は2回、のんびりと夜の星を眺めることになった。ただし、いずれも隣には誰も佇んではいなかったけれども…現実は厳しいのだ、ははは。

 とか何とか言いながら、夜、若いカップルが宿舎を訪ねてきてくれた。しかもビアードパパのシュークリームを手土産に。彼女には門限があるとかで、すぐに二人は帰ってしまったけれど、僕は彼らからいただいたシュークリームを1個パクつきながら、それなりに甜蜜な気分に浸って夜空を眺めることができたのである。若い二人の幸せを祈りながら、感謝・感謝。

 話は変わって、日本のお話。昨日から日本の新潟で国連軍縮会議が開かれている。平成元(1989)年から始まり、今年で21回目を迎える国際会議である。それにあわせて地元主催の催しも新潟市内で開催されているのだけど、実は我が家の娘も、県内の各大学の代表の一人として、意見交換プログラムに参加させていただいている。その準備のため、この夏休みは、娘なりに結構頭をフル回転させていたらしい。そういう取り組みも、貴重な人生経験だと思う。初めての国際舞台で思い存分、自分の理想を語ってきてもらいたい、と親バカ気分半分で祈ってしまう僕なのである。ちなみに、本番は28日、新潟ときメッセにて。

 若い世代のがんばりに対して、僕は、というと、ちょっと情けない。今晩は夕食の準備をしてる最中に手がすべって、左手の親指を包丁で切ってしまった。とはいっても、爪がガードしてくれて、大した怪我でもなかったけれど…注意力が散漫にならないように気をつけないといけないな。これも今日のお星様に祈っておこう。うん。

武漢の夏の過ごし方…?

 武漢に戻ってきて、初めてひとっ風呂浴びた。昨日までは、手早くシャワーで済ませていたけれど、やっぱりたまには肩までどっぷりとお湯に浸からずにはいられないのが日本人の性、かなあ。蒸し暑い夏に、熱めの風呂…と聞いただけで、「信じられない」って顔をする学生をこれまで何人も見てきたけれど、中国では風呂好きの気分はちょっと理解しがたいのかもしれないな、とも思う。何といっても、風呂上りの爽快感は言葉では尽くしがたいものがあるんだけど…。もっとも、中国の貴重な水資源を贅沢に使わせてもらっていることには、頭を下げるしかありません、どもども。

 ところで、久しぶりの一人暮らし。ということで、新学期が始まるまでの間、少しずつ自活生活に慣れていくことに悪戦苦闘しているところ。とりあえずは自炊、洗濯、買い物、掃除と、できることから始めているに過ぎないのだけど…。時間が空けば、本棚から文庫本を出して、ベッドに横たわり、文字を追う。空気は熱気をはらんで僕を包み込んでくる。汗まみれになって本を読むのもしんどいので、ついついクーラーの冷気に頼ってしまう葉月。ちなみに、今日は、司馬遼太郎『国盗り物語』の世界に没入。とは言いながら、行間から湧きあがる干戈の響きを聴きながら、いつのまにか午睡タイムに切り替わってしまってるところが、また何とも僕らしい午後の過ごし方かも…。

夏のたじろぎ失せぬ間に…

 武漢に戻ってきて、3日目。ようやくブログ再開です。

 戻ってきて最初に感じたのは、武漢の暑さでした。この夏、日本、少なくとも僕が40日間を過ごした新潟では、梅雨明けも遅れ、最高気温が30度を上回る日も数えるほどしかなかったせいもあって、全く夏らしさを感じませんでした。それだけに、1年ぶりの武漢の暑さにもわっと包みこまれると、「おおっ!」っと唸ってしまい、一瞬たじろいでしまうのです。もっとも、この気温差へのたじろぎも、じきになくなるに違いありません(この点、僕は実に楽観的なんですね 笑)。ま、1週間もすれば、僕の体も武漢モードにすっかり切り替わっているでしょうから、たぶん…。

 さて、新学期開講まで、あと10日余り。考えてみれば、本科生への講義は、実に8か月ぶりになるんですね。事故からの回復にかなり長い時間を要してしまいましたし、その間多くの方に少なからぬご心配をおかけしてしまいましたから、同じ過ちを繰り返さないよう、生活管理に万全の注意を払って、新学期を迎えたいと思っています。本科生並びに院生の皆さん、どうぞ、これからもよろしく。

 以上、感謝の気持ちと残暑のあいさつを兼ねて、ブログを更新させていただきました。

秋来ぬと 目にはさやかに…

 久しぶりにブログ更新します。

 今日は、午前中から天高く、澄んだ青空が雲の白さを際立たせていました。しかし、梅雨明けしてまだ間がないというのに、空にすでに秋の気配…。そして気がつくと、院生の日本研修も残すところ1週間となっていました。僕はこのひと月ぼんやりと彼女たちを見守るだけでしたが、彼女たちは僕のそうした性格をしっかり見抜いていて、それぞれが、研究テーマに沿って、今日もまた資料収集に励んでいる、に違いありません。ははは…って笑ってる場合なんでしょうかね、少なくとも立場上は…。反省、反省。

 9日には、元外教のO老師がわざわざ新潟にお越しくださいました。彼女にお目にかかるのは2年ぶり。11日には現社研のI老師に、これまた10年ぶりにお目にかかる機会を得ました。感謝、感謝。

 今回の研修旅行については、いずれ報告書を書かせていただきますが、大勢の方のご支援、お力添えがなければ、これほど順調に進むことは考えられませんでした。N大学S学長、同理事Y先生をはじめ、お世話になった皆様には、ただただ心からの御礼を申し上げるばかりです。…しかし、まだ1週間の研修期間が残っておりますので、無事帰国するまでは、僕も院生諸君も、ひたむきな努力は重ねないといけませんね。がんばります。

 皆さんは、この夏をどのようにお過ごしでしょうか。いつもながらの台詞で恐縮ですが、何よりも健康にご留意され、実りある日々を過ごされますように。

 ではでは。

夏のまばゆい日差しの下で…

 今日は健康管理・メンテナンスの日。検査があるのでお昼ご飯を抜いて、病院へ。午後2時からCT検査を受けてきました。精密な画像を撮るため、あらかじめ静脈注射で造影剤を血管内に入れられる。薬が体内をめぐり始めたとたん、体がカッと熱くなる感じ…。それ以外の違和感はなかったので、そのまま巨大ドーナッツを連想させるCT機器の真ん中で息を吸ったりはいたりしてる間に、検査終了。検査結果は10日に教えてもらえるそうな…。ところで、日本の医療費はかなり高額。僕は国民保険に加入しているので、自己負担は3割なんだけど、それでも今日の検査費は11,200円。先日の血液検査、薬代と合わせると、僕のひと月分の給料なんて跡形もなく消し飛んでしまうのだ。やれやれ。それでも健康には代えられない…うん。

 話は変わって、院生たちの日本研修について。インターネット上で必要な文献・資料を検索して、ほしい本のリストを院生たちから預かっていたので、先日、僕がネットで注文をしておきました。計算してみたら、総額10万円は軽く越えていた…(笑)。で、ただ今その本が続々我が家に届き始めている。現時点で30冊ほど。あと2、3日もすればさらに50冊ほどが届くことになりそうです。ということで、とりあえず資料収集は、比較的順調に進んでいます、はい。

 あ、それから、付け足しみたいで、僕自身ちょっとう~む…って唸ってしまいそうだけど、今日は8月6日。ちょうど64年前に、ヒロシマに原爆が投下された日なんですね。米オバマ大統領じゃないけれど、世界の非核平和を願う僕としては、その一日も早い実現を、夏のまばゆい日差しの下で、あらためて願わずにはいられないのでした。いや、ホント、マジで…。

 という、なんていうか結構硬いお話で今日はまとめてみました。ははは、ではでは。

coba 僕は今を生きる

 ようやく新潟地方も梅雨明け。例年よりも2週間遅れの夏本番、です。とは言っても今年の夏は、過ごしやすい。最高気温が30度に届く日が少なくて、夏バテしやすい僕にはありがたい涼しさなのだ。もっとも、農家にとっては話が違う。長雨と冷夏の影響で、野菜の収穫が落ち込んだだけでなく、単価も去年に較べて50%以上の高値なのだという。

 それはともかく、8月に入って、あれこれと用事が重なってバタバタ動き回っていたせいか、気がついたら、5日間もブログ更新を怠っていた…。すみません。でもとりあえず僕は元気に暮らしてます、はい(笑)。

 8月1日~3日は、院生5人が我が家にやって来て、2泊3日を一緒に過ごした。1日は夏祭りの前夜祭で、5人は浴衣に着替えて、ちょっぴり日本気分を味わっていた。浴衣五人娘に声をかけられて、我が家の愛犬は、落ち着きをなくしてワンワン騒ぎ通しだったけれど…ま、それも楽しい賑やかさのうち。2日は、みんなで温泉へ。これも伝統的日本文化の一つですね。夜は、お祭りのメインイベントである花火大会。次々と打ち上げられる大花火に、みんな“wow!”と感嘆の声。これも日本文化。花火大会は3日も行われ、訪れた観客は総勢88万人!だったとか。3日は、5人そろって朝からボランティア活動に参加し、午後新潟に戻っていった。僕は別行動で、病院へ。採血して肝機能の検査。医者からCT検査を受けるように告げられ、結局6日にまた病院へ行くことに…。やれやれ。

 8月4日は、まず大学へ。知人のL君が大学院を受けるのだけど、彼の出した出願書類に不備があったので、それを補完するため。ひとつは、検定料の振込み。もうひとつは、受験票送付用の切手。ところが、事務方から成績表に日本語訳が添付されてなかったと告げられたので、僕が作成することになり、5日にあらためて提出することになった。4日の夜は、日本を代表するアコーディオン奏者cobaのライブを聴きに出かける。彼の曲は、僕が中国暮らしを始めた頃、たった一人の宿舎で、よく聴いていた。彼の奏でるアコーディオンの音を聴くと、かつて過ごした海辺の街が僕の脳裏に鮮やかによみがえってくるのだ、今も。見果てぬ夢を追いかけて疾駆していたあの頃。ああ、僕は今もあの頃の僕と変わらずに生きているだろうか…。

 …なんて感傷的に過去を追いかけているようではいけない。いつも前を見つめて、僕は僕の夢を追いかけて生きていたい、そう、君と一緒に、ね。

文庫本を かたわらに

 梅雨明けしないまま7月が終わってしまいました。そのせいか、7月の月間日照時間は記録的な短さだったようです。気温も上がらず、この分では冷夏現象と日照時間の短さで、農作物の収穫にも影響が出そうな不安に駆られてしまいます。

 今日も曇り空で、はっきりとしない天気だったので、部屋に籠って読書。司馬遼太郎『坂の上の雲』第8巻。明治初期から日露戦争終結までの時代、日本は必ずしもつま先から頭のてっぺんまで侵略主義に毒されていたわけではなく、当時の帝国主義的な国際情勢の中で、近代国家として生き残るために、掛け値なしで国力の全てをかけて前を見つめていたのだ、と僕も思う。やはり、ものごとは一面的に見るだけでは足りないのである。だからと言って、もちろん、近代日本が100%正義の国であったと「暴論」を主張したいわけではありません。同様に、100%悪逆非道な侵略国家であったと自虐的につぶやくつもりも、僕にはありません。要するに、人も社会も、それほど単純明快に白か黒かで峻別できるわけではない、ということです。…あ、何となく重苦しい話になってしまいそうですね、これ。いずれにせよ、生まれた国を愛するという気持ちと歴史をさめた目で見つめるってことは、矛盾するわけではないんです。そこのところ、わかってもらえるでしょうか…?『坂の上の雲』は、そういう意味で、近代日本の出発点を読み直す上で、実に示唆に富んだ作品です。

 でも『坂の上の雲』全8巻を読み終わってしまったので、明日からは何を読もうかな。来学期の「日本論」関連の授業に向けたウォーミングアップも兼ねてるので、ちょっと本棚とにらめっこすることになりそう、かな(笑)。 

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「お風呂を買ってルンルンしよう」(12/18)語注が追加されました。2008-12-18 NEW

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「夢が試される場所」(12/11)語注が追加されました。2008-12-11 

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一石亭華中

Author:一石亭華中
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一石亭は中国在住8年目を
迎えました。
でも中国語はまだ初歩の初歩。
趣味は「お仕事」と散歩、それに写真撮影。
あ、それからお昼寝も…趣味のうち、かも…。

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凹んだとき、元気がでないとき、僕を支えてくれ、力づけてくれるウタを週替わりで紹介します。ちょっと古い歌が多いかも…ですが。今週も「ちょっと切ない歌」を。

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